ほったらかし寝かしつけ
先日ブログにも書きましたが、最近変えた寝かしつけ方法をご紹介します。
それは、
友達に教えてもらった『ほったらかし寝かしつけ』。
その名のとおり、ただほったらかすだけ。
もったいぶった割に大したことない(汗)
けど、これが目から鱗でめちゃめちゃ良いんです!
(以下、細かい方法と経緯、経過をダラダラ書いてますので長文です。)
具体的には、
まず寝室と赤ちゃんを寝かせる部屋を分ける。
その上で
①寝る時間になったら絵本を2,3冊読んであげる。
↓
②「おやすみ」と声をかけて、おやすみのキスをする。
↓
③ベビーベッドに入れて、部屋の電気を消して、オルゴール等の音楽をかける。
↓
④部屋を出る。赤ちゃんギャン泣き。
↓
⑤10分くらいで寝る。
↓
⑥寝静まった5〜10分後くらいにちゃんと息をしているかを確認する。
以上
(①、②、③の音楽をかけるは省略可)
簡単!
いや、これ欧米式寝かしつけやん、って思われるかもしれませんが、違うんです(たぶん)。
欧米式寝かしつけ(正確には『ファーバー方式』というのでしょうか?)をネットで検索すると、「赤ちゃんを置いて部屋を出て、赤ちゃんが泣くと3分毎に声かけをしたりあやしたりする。様子を見ながらその間隔を徐々に5分、10分と伸ばしていく。あやす際は抱っこしない。」とあります。
これ、私も生後3ヶ月でやったことがありました。
でも3分くらいで様子を見に行くと、赤ちゃんに切ない目で見られるんです。
「抱っこして」と目が訴えてるんです。
それを抱っこせずに放置し続けるのは胸がつまる。
私は次女の時は一度もおっぱいが詰まったことがなかったのですが、偶然かどうか、欧米式寝かしつけの初トライの日に詰まりました。
1時間ももたずに心が折れて断念。
長女の時も同じように断念しました。
それ以来私にはこの方法は無理なんだと思っていました。
その後は授乳中に寝たのをそっと下ろす、もしくは授乳後にトントンして寝かせる方法を取っていました。
でも生後6ヶ月でなぜか背中スイッチが入り、授乳後ベッドに寝かせると起きてしまい、寝てくれない。
夜中も授乳後寝てくれず抱っこしたまま寝たり、添い乳で寝るようになりました。
いくら小さいとは言え7kgくらいはありますから、抱っこしたまま寝るのはしんどい。疲れが取れない。
結果、睡眠不足で体力が低下、それが原因なのか、久しぶりに39度の高熱を出しました。
これでは身体がもたない!と思っていた頃に友達からほったらかし寝かしつけを実演してもらいました。
その時はお昼寝でした。
子供を子供部屋ベビーベッドに入れて、私達(他の友達も含めて大人6人と子供4人)は隣のリビングにいました。
子供もいたのでリビングはけっこううるさかったのですが、泣いてた声が5分で静まりました。
その子は現在1歳半で、生後9ヶ月から始めてうまくいってずっと続けているそうです。
いまだに最初は泣くらしいのですが、ポンとベビーベッドに置くだけで寝る。
魔法か⁉︎と感動しました。
「本やネットには『5分毎に様子を見る』って書いてるけど、泣いてるってことは元気ってこと!大丈夫!」と言われ、なるほどと納得。
寝かしつけを始めて5分や10分で様子を見に行くと、光や音に反応して寝かかってても起きちゃいますよね。
「それなら寝静まってから確認するだけで良いよね」と言われてまたまた納得。
帰ったその日に挑戦しました。
初日50分泣き続けました。
翌日25分で寝ました。
その翌日10分で寝ました。
その翌々日5分で寝ました。
なんと、なんと!
あんなに苦戦していた寝かしつけがたったの5分で!
思わずテレビショッピング風の口調になってしまうくらいの衝撃。
本当に感動しました。
友達はポンと置くだけで寝かせられていたのですが、私はそこにいわゆる欧米式寝かしつけの要素を加えました。
「おやすみの儀式をする」
やっぱり泣く子供をほったらかすことには胸が痛む。
それを「おやすみの儀式」をすれば少しでも和らげられる気がするし、続けてると子供もおやすみスイッチが入るのではないかと思いました。
私が「おやすみの儀式」に取り入れたのは絵本とおやすみのキスとオルゴールの音楽。
しばらくこれで様子を見ようと思っています。
このほったらかし寝かしつけをするようになってから、長女の赤ちゃん返りが落ち着きました。
うちは主人の帰りがたいてい10時過ぎ。
なので子供2人の寝かしつけを私がしなきゃいけない。
理想は次女を寝かして、その後ゆっくり長女を寝かすこと。
ただそれだけなのにできなくて、すごく苦労していました。
上手いこと次女を寝かせられても、長女が起こしてしまう。
ちょっかいをかけたり、大きな声を出したりしてわざと起こすこともあれば、いつも通りしているだけで気配を感じた次女が起きてしまうこともありました。
これがめちゃくちゃストレス。
せっかく寝かせたのに何で起こしたの!って長女を叱りつけ、イライラしながら次女の寝かしつけをしていました。
ベッドで次女を抱っこしたり授乳したりして何とか寝かそうとするけど近くに長女がいることが気になるのか次女はなかなか寝てくれず、私が次女の寝かしつけで身を起こしてる限り長女は寝ない。
長女は赤ちゃんの頃からものすごく寝付きが悪く、寝るのは完全に私が横になり、私が先に寝てしまって一人ではどうしようもないから諦めて寝るスタイル。
だからまずは次女を寝かさないといけないけど、長女はかまってほしいから色々話しかけてくるし、「絵本読んでー」と言われて絵本を読んでいると次女が覚醒。
どうにもならない脱力状態で絵本を読んでいる頃に夫が帰って来て、次女を託し、やっと長女を寝かす。そこからもなかなか寝ない。
なので寝るのはたいてい10時半から11時。
そうなるともちろん朝は起きれず、毎朝寝坊、不機嫌、遅刻を繰り返していました。
それがほったらかし寝かしつけをするようになってから、長女はいそいそと次女の寝かしつけを手伝ってくれて、次女が寝た後は超ご機嫌で自分からベッドに入り、絵本を読むとすぐに寝てくれてます。
ママが自分だけにかまってくれる時間があることで気持ちが満たされるのか、寝る前だけでなく普段からニコニコすることが多くなってあまりワガママを言わなくなり、次女に対する意地悪もなくなりました。
私のストレスも激減。
全てがうまく回るようになりました。
母には「泣いてる赤ちゃんをほったらかすなんて」「情緒不安定な子になったらどうするの」と言われますが、始めてから2週間、次女はいつも通りニコニコです。
ほったらかし寝かしつけを始める前は長女を叱りつけることが多く、それを身近に聞いたり、イライラしてるママと一緒にいるよりよっぽど情緒は安定するはず!
と自分に言い聞かせてます。
今のところ毎日10分足らずで寝てくれてます。
欲を言えば電気を消してから泣かずに寝てくれるようになるともっといいのですが。。
まぁそこまで欲は言えません。
とにかく毎日すんなり寝てくれて大助かりです。